2012年1月30日月曜日
Perfume、打席に立つこと
うわ1ヶ月以上ブログ書いてなかった。
ブログは書いてなかったけれど、私はげんきです。
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Perfumeのライブに行ってきました。
1月29日さいたまスーパーアリーナ。
Perfumeは元々好きでライブも行ってみたかったけど、「どうせチケットとれないでしょ」と思ってこれまで何もしたことなかった。
そしたら前日1月28日、昼間たまたまTwitterを見ていると
あすのPerfumeのチケットあまってるんですが、だれか欲しい人いませんか?
という、信じがたいRTがタイムラインに流れてきた。
つぶやいたハヤシさんという方とは何の面識もなかったけど、脊髄反射的に「ほしいです」とメンションを返し、Facebookのアカウントを見つけてDMでチケット受け渡しの段取りを決め、無事譲っていただきました。
なんでも当日午後から急遽大阪出張が入ってしまったとのこと。アリーナ席だったというのに、なんとお気の毒な・・・。(しかも行ってみたら中央ステージから10mくらいしか離れてないという、興奮逆上の超絶良席)
いやー良かった。
楽しかった面白かったかわいかった感動した。
で、アンコールのMCで、あーちゃんが涙ぐみながらこんな話をするわけ。
「昔、まだ売れてなくて原宿クエストホール(キャパ400人のライブハウス)とかでやってた頃、『On Air East(キャパ1300人)でやりたい』と言ったら、プロモーターさんから『じゃ、これからよほどがんばらないとね』と冷静に言われた。それが今日、さいたまスーパーアリーナ(キャパ25000人!)でライブできた。ホントにうれしい。みんな夢をあきらめないでほしい」
そこで続く曲がDream Fighterですよ。
ガチで泣きましたわ。
思ったこと。
プロの歌手になることさえ大変なのに、さらにブレイクするのはほんのひと握りじゃないですか。その確率を考えると、歌手をめざすことって期待リターンの観点ではおそらく合理的ではないと思うんです。
でも、そもそも、めざさなければ確率はゼロなわけで、まずトライすること、すなわち打席に立つことが重要、というか打席に立たないことには何も始まらないんだよなあ、と。
これは起業も同じことで、孫さんとか三木谷さん柳内さんみたいに上場して個人資産◯千億円みたいな起業家もいるけどそんなの本当にごく一部で、そもそも7割の会社は3年以内に倒産してしまうし、難関をくぐって上場しても時価総額が小さかったり持株比率が低かったりで全くゲインがない経営者もいっぱいいる。
だから、経済的な期待リターンだけを計算したら、起業するより一生サラリーマンでいる方が合理的ではないかと。
ただサラリーマンでいる限り孫さんみたいになる可能性はゼロ、起業すれば確率はすごく低いけどゼロではない、つまり打席に立たないとどうしようもない、と。
(もちろん経済的成功だけが起業の意義ではないけど、とりあえずお金の話はわかりやすいので)
だからといって、別に若い人はみんな起業すべきだとか言いたいわけではありません。ただ、これは歌手や起業に限らず、何かやろうと思ったら全てに当てはまると思うのです。
Perfumeのチケットとることも然りなんだよねw
というわけで、僕もirukaはもちろんですが、やりたいことは全てチャレンジしようと意を新たにしました。人生は短いよ。
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僕の推しメンですか?のっちです。のっちです。のっちです。大事なことなので3回言いましたよ。
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写真は昨年12月に行ったドイツ、フランクフルトのクリスマスマーケットにて。移動遊園地のメリーゴーランド。