2009年4月14日火曜日
スーツは法律で禁止すべきと思っている件
続きモノみたくなってきたけど、次はスーツに関して一言申し上げる。
・夏暑く、冬寒い
・窮屈で動きにくい
・アイロンがけ(ワイシャツ含め)、クリーニングなどメンテナンスコストが高い
・雨や汚れに弱い
など、衣服としての本質的な機能面では、スーツというのは下の下の部類と言ってよいと思う。
に対して、メリットは一点のみ
ぴしっとして見える
まあ現代社会において服というのは機能より外見が重要なわけで、着たい人は着ればよい。
ただ、世の中のほとんどの人は「周り(同僚、上司、取引先など)が着てるから、別に着たくないけど着てる」だけでしょ? 違うのかな。
割と有名なベンチャーの社長が、社内でのスーツ着用を義務化している上、「営業に来るとき(or行くとき)は当方(or先方)が客なんだからスーツを着るべき」的なことを言っていて幻滅した。
今の世の中、固定的にずっとどちらか一方が客で一方が売り手、という関係性はありえない。
現代経済では、個人も会社も、誰もが客であり売り手であり、一日の中でもめまぐるしく立場が変わる。
今日は売る側だからスーツ+敬語、明日は買う側だからカジュアル+タメ口、なんて切り替えてたら非効率的。つか、無理。
だから、誰にでも、いついかなるときも「対等に」「敬意をもって」接するのが正しい、と思う。
となると服装も「常に全員スーツ」もしくは「常に全員カジュアル」どちらかがいいと思うんだけど、生産性、環境面もろもろ考えると、夏が高温多湿で冬も決して暖かくはない日本においては(どっちか選べと言われたら)「常に全員カジュアル」の方が合理的でしょう。
特に夏はオフィスや電車の過冷房問題(屋外のヒートアイランド現象にもつながる)が解決されるなど、環境面・健康面ともにメリットは大きい。
日本で夏もスーツ着るようになったのはたかだか30-40年前なわけで(以前は夏は開襟シャツが一般的だった)、それを常識であるかのように「ビジネスマンたるもの常にスーツだ」なんて言うのは(特に権威を疑うべきベンチャー経営者などが)好きじゃないね。
と理屈をこねましたが、単に僕はスーツは着たくないから着てないだけで、そのような選択が許される状況にあることに色々な人に感謝しています。
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写真は南米シリーズ、エンジェル滝。セスナで行きます。世界で一番高い滝だけど、雲で下半分しか見えなかった。
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1 件のコメント:
やばいっす、小林さん…。
偏屈おやじみたいになってませんか?
ちと心配w
ちなみに、僕は『機会損失』を避けるという理由でスーツに白シャツです。
だってココは『トラディショナル・カンパニー』ですから…。
神保町なら、場所柄Tシャツ短パンでもいい気がします(笑)
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