2011年1月14日金曜日
自転車通勤と思考停止
自宅を目白に引っ越しまして(家を建てました)通勤経路も変わりました。
目白から坂を下って高田馬場を通過し、大久保コリアンタウンと歌舞伎町という新宿二大ディープエリアを通って明治通りで神宮前に至る、というルートです。
自転車通勤、増えてますね。
チャリ通歴もうじき7年の僕から見ると、もう明らかに増えてる。
すばらしいことです。
自転車通勤に関してよく目にするのが「通勤手当をもらいながら自転車通勤していいのか」という議論。
電車・バスの定期代相当の手当を毎月もらってるのに、自転車で通ったら手当を着服してることにならないか、ということね。
結論、就業規則に特段の定めがない限りは全然OKでしょ。
「通勤手当は電車代・バス代を『実費として』もらってるもの」と何となく思い込んでる人も多いけど、「通勤手当はオフィスに来るという行為に対する対価であり、『公共交通機関の代金を目安に』金額を決定しているもの」と解釈する方が合理的です。
つまり在宅勤務じゃないかぎり、交通手段がなんだろうと通勤手当は胸を張ってもらってよいということ。だってオフィスに来てるんだもん。
「健康のために、ひと駅分は歩くことにしてます」とか「妻が車で子供を送り迎えするようになったので、時間が合えばバスを使わず車に同乗してます」とか「最近忙しいので週の半分は会社に近い実家から通ってます」とかでも着服だって考えるか?徹夜して会社に泊まりこんだら通勤手当を日割で返すか?
自転車通勤も同じことですよ。
それに対して、発言小町なんかでも見たけど、↓こういうことを論理的に考えもせずググりもしないで適当に言う人たちってなんなんだろね。
「詐欺ですよ」
「すぐ返還すべき」
「今すぐ会社に打ち明けて」
「事故っても労災適用されませんよ」→交通手段がなんであれ通勤途中の事故であればまず適用されます
確信犯だったらまだいいけど、本気でそう思って書いてたら救われないなー。
社畜的思考停止というか。
もちろん就業規則確認するのは良いと思うけど、もしうだうだ言われたらそんな会社は見切りをつけた方がいいですよw
みなさんどんどん自転車通勤してクリエイティブになりましょう!
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写真は秋の代々木公園。
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