2012年8月10日金曜日
試作第三弾、その後
遅れたら嫌だなと思って詳しくは書いていなかったんだけど、中国で進行中のiruka試作第三弾は7月中には完成する予定だった。
が、案の定遅れたw
工場側の作業はほぼ順調だったのだが、パーツが揃わない、と言う。
自転車製造業は、大雑把に言うと、GIANTのような完成車メーカーと、シマノに代表されるパーツメーカーに分けられる。
完成車メーカーは各パーツメーカーからブレーキやギア、ペダル、サドル、チェーンなどのパーツを調達してフレームに組み付け、一台の自転車に仕上げる。
ゆえにパーツがひとつでも届かないと自転車は完成しない。
パーツメーカーとして圧倒的なトップシェアを誇るのが、我らが日本のシマノ。
特にブレーキと変速機では世界シェア80%という、とてつもないガリバー企業であり、irukaにおいても内装ギアなどいくつかの箇所で使う予定で進めている。
圧倒的ガリバー、ゆえにこのシマノさん、常に注文が殺到していて納期が厳しい。
また、自転車業界では有名な話だが、ちょいとばかり、えーと何と言えばカドが立たないか、余裕があらせられる、うーん違う、ごゆるりとされている、何言ってるかわかんなくなってきた。
・・・要するにシマノのパーツが来ないので完成の目処が立たないと言うのである。
ということを懇意にしていただいている自転車ショップ社長に相談したら「そのパーツうちで仕入れられるから、日本で調達して中国に送っちゃえば?」とのアドバイス。
全然それでいいっす。
てかそれがいい(小売価格で買うので少しばかり高くつくけど)。
というわけで先ほど横浜某店に届いたパーツたちを引き取りに行き、そのまま近くの郵便局からEMSで中国に発送してきたところ。
試作第三弾、9/17からの中国出張にて引取予定。
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写真はフィレンツェ、夜のドゥオモ。
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