2014年7月16日水曜日

日本代表がブラジルワールドカップで惨敗した身も蓋もない決定的理由

ブラジルワールドカップで惨敗したてんで、サッカー日本代表が叩かれてますね。
やれ戦術がダメだ、監督が悪い、根性がない、意識の問題だ、文化のせいだ、などなどなどなどなど。

ホントですかね。

というのは、僕、6月後半にヨーロッパに行ってたんですよ。
んで、僕は時差に弱くて、旅行中と帰国してからしばらく、つまりワールドカップ期間中、ずーっと時差ボケがつらくてつらくてしょうがなかったわけ。
一日中眠くて、ボーっとして、集中力がなくて、注意力散漫で、かったるい。

ブラジルなんて日本から見たら地球の真裏、もう時差ボケMAXじゃないですか。
どんなに優秀なアスリートでも、時差ボケになるのは僕と同じじゃないの?
前もって現地入りして時差ボケ解消したと思っても、実は長いこと影響あるんじゃないの?
であれば、日本みたいにブラジルと時差が大きい国は不利なんじゃないの?
と思ったのです。

ので、調べてみた。

2014ブラジルワールドカップ出場32ヶ国の開催国ブラジルとの時差(横軸)と、勝ち点(縦軸)をプロットしてみました。

時差は、その国の首都とブラジルの首都ブラジリアの経度差から出してます。
例えば、東京は東経139度、ブラジリアは西経47度なので、時差は12時間✕経度差174/180=11.6時間。

勝ち点は、決勝トーナメントと3位決定戦で点差を付けて勝ったら3点、同PK戦は引き分けとみなして両チームに1点として、グループリーグの勝ち点に足しました。
例えば、準優勝のアルゼンチンはグループリーグの勝ち点が9点+決勝トーナメントでは点差をつけて2回・PK戦で1回勝っているので勝ち点7点=計16点、という具合です。

それがこちら。
なんか相関があるような?

右下隅の赤い点が日本です。
全ての出場国中、もっとも遠くから(もっとも大きな時差を越えて)来た国なんですね。

こうなると前回が気になります。
2010年の南アフリカ大会もプロットしてみる。
横軸はヨハネスブルグと各国首都の時差。
2006年のドイツ大会がこれ。
3大会分を重ねてみる。
・・・右斜め上のスペースがポッカリ空いてますね。
3大会分の、時差別の平均勝ち点。
・・・相関あるよね?

もちろんこれだけでは因果関係があるかまではわからないけど、少なくとも「直近3回のワールドカップで開催国と大きな時差がありながら活躍した国はない」のは事実と言っていいでしょう。

言い換えると、時差ボケを克服するという観点で「日本代表は根性がない」と言うのであれば、「直近3回のワールドカップでは根性があった国はひとつもない」ということです

ていうか、時差が6時間以上あった状態で最高の成績を上げているのは、2010年の日本代表なんですよね。根性あるじゃん。
次回2018年はロシア開催、東京とモスクワとの時差は6.8時間。
ブラジルよりはマシですが、楽ではない感じです。

なんかいつもワールドカップに行く前に、ヨーロッパ組の選手までわざわざ呼び戻して、日本で壮行試合みたいのやるじゃないですか。
あれ全部やめちゃって、その分早くロシアに行っちゃう、ヨーロッパ組は日本に戻らずロシア直行、とかにしたらどうなるでしょうか。
興味ありませんか。

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僕は統計もサッカーも全く詳しくないので悪しからず。詳しい人いたらもっとちゃんと分析してみてほしい。
勝敗データを揃えるだけならウィキペディアからエクセルにコピペして整えるだけだから30分かかりません。

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冒頭の写真はクロアチア、プリトヴィッツェ湖群公園。ザグレブ滞在中にクロアチアとメキシコの試合があって、パブリックビューイングとかで前半めっちゃ盛り上がってたんだけど、後半は0-3になってお通夜状態だったw


1 件のコメント:

鈴木優也 さんのコメント...

面白い記事でした!2002年の日韓も合わせてみてみたいです!