2009年5月7日木曜日
ブータン見聞 その1
連休はブータンに行ってきました。
ヒマラヤ山中の小さな国です。
・人口66万人
・一人あたりGDPは日本の約7分の一(購買力平価ベース)
・国民の9割が農業に従事
・最大の輸出品は電力(水力発電)
これだけだと単なるアジアの貧しい一小国にしか見えないが、ブータンを有名にしているのが国王主導による「GNH(国民総幸福量)を重視した」国家運営。
1. 持続可能で公平な社会経済開発
2. 自然環境の保護
3. 有形・無形文化財の保護
4. 良い統治
この4点を柱として、GDPよりもGNH、すなわち経済成長よりも国民全体の幸せ(もちろん経済成長も要素の一つだけど)を追求する、というもの。
最近の国勢調査では9割以上のブータン人が「幸せである」と回答している。
いやー、面白かったしいろいろ考えさせられた旅でした。
何回か続けて書いてみたいと思います。
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都市部というものがほぼ皆無で国土のほとんどが山間部なので、旅そのものは山歩きが中心。
写真は一泊二日のテント泊トレッキングで訪れたジリ・ゾンというお寺。
標高3500メートル。
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