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イタリア逗留から帰国の途。
東京便ディレイにつきチューリッヒのラウンジで暇つぶしにブログなぞ。
今さら言うまでもないことだけど、ネットって便利ですね。と今回の旅で改めて思った。心から。
airbnbでフィレンツェのアパートを借りて、booking.comでホテルを探して一泊二日のイタリア国内旅行に2回、classictic.comでチケットを探してクラシックのコンサートに2回。
ああもう本当にネットのおかげ。列車やバスの時間も当然のようにネットで調べて出かけるし。つかネットがない時代に旅行ってどうしてたんだっけ。
特にスマホとタブレット登場後ここ3-4年で公共の場所のWiFi整備が進んで、便利さが加速していると感じる。
同時に思うのが、世界で使われている日本発のネットサービスってないなあ、ということ。
airbnbとbooking.comはアメリカ発、classictic.comはドイツ発のサービス。
別に僕はナショナリストではないのでどこの国のサービスだろうと便利なら別にいいんだけど、やっぱり自分の国の製品なりサービスなりが世界的に使われたらうれしいなあと思う。
もう一つ、日本、特に東京は本当にすばらしい旅先だと思うんだけど、ネット上では他の国際大都市に比べて情報が少ないし、その分だけ敷居が高いんだろうなあ、と。
例えばairbnbで物件を検索すると、ロンドン、パリ、ニューヨークなどでは数千件単位でヒットするのに対して東京は百件も出てこないし、日本のコンサートチケットを英語で探して予約できるサイトなんて存在すらしないんじゃないの?
僕が何かできるわけではないけど、何とかしたいなあと思った次第。
ではそろそろ搭乗。
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写真はフィレンツェ、ドゥオモ隣の鐘楼。

恥ずかしながら今回フィレンツェに来るまで、直火式エスプレッソメーカー、いわゆるマキネッタという道具の存在を知らなかった。
アパートにあったので初めて使ったんだけど、コツをつかめばちょっと驚くほど美味しいコーヒーを飲むことができる。

美味しいけど、淹れるにも後片付けにも時間がかかる。特に後片付けは本体が冷めるまで何もできず極めて不便。
「イタリア人てのは悠長だねえw」と思っていたが、そういった手間がかかるからこそ美味しく感じるのだと思い至った。
考えてみれば当たり前だけど、美味しさというのは、飲みもの食べものそのものが備える味覚情報、言ってしまえば化学組成だけで決まるものではない。
舌をはじめ、鼻・目・歯ざわり・のど越しといった各種のインターフェイスが受信した膨大なインプット情報を脳が統合処理して判断するわけで、むしろ我々の体調や気分によるところがかなり大きい。
例えばネスプレッソなどと比較したら、ブラインドテストではネスプレッソの方が美味しいと感じるかもしれないけど、本場といわれるイタリアで・初めて使う道具で・自分が手間をかけて淹れたという時点で、もうマキネッタの方が美味しく感じると決まったようなものかと。
特にコンロの前で沸騰する音にじっと耳をすまして待たねばならない、というのは大きいね。否が応にも期待が高まるというもの。
かようにヨーロッパの道具類というのは、あえてユーザーに手間をかけさせることで逆に愛着を強めさせるようなところがあるように思う。
僕はクルマに乗らないのでよくわからないけど、ポルシェとかランボルギーニとかヨーロッパのクルマもそうなんでしょ。
自転車事業においても大いに参考になります。
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冒頭の写真はシエナ、マンジャの塔からドゥオモ方向を望む。

irukaは最低でも海外売上比率50%以上のグローバルブランドにしたい。
自転車の本場といえばヨーロッパ、さらに僕がヨーロッパ好きということもあり、ヨーロッパ市場には特に注力したい。
そこでiruka発売の暁には、ヨーロッパに根城を作って、1年のうち数ヶ月をヨーロッパで営業に回りつつ生活したいと思っていた。
が、irukaが一向に発売に至らないので、ヨーロッパ生活の予行演習に来ちゃいましたw
airbnbでアパートを借りて、イタリアはフィレンツェに11日間の予定で滞在中。
なんてことのない小さなアパートだけど、料理洗濯が自由にできて長旅においてはラグジュアリなホテルに泊まるよりよほどストレスがなく快適。
今日の夕食は米を炊いて納豆ごはんに。
WiFi完備なので日本&中国と多少の仕事のやりとりはしつつ、booking.comでさらに宿を探してトスカーナ地方の小さな街を巡るなどしています。
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そうこうしている内に中国からiruka試作第三弾は7月中旬には完成しそうとの連絡が。ワオ。
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冒頭の写真はフィレンツェ、ヴェッキオ橋裏手の小径。

先週の中国出張ログを日記形式で。
商談の核心部分はちょっとアレなんで書きませんが、中国にはこんな感じで出張してますよ、ということで。
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【初日】5/13(日)
午後便で同行デザイナーS氏・R氏と共に上海浦東空港着。
台湾のコーディネータW社が出迎え。手配のクルマで江蘇省・太倉に移動。車中2時間。
中国ではクルマ送迎がデフォ。ちょっとした工場には「運転手」という職種の社員がいる。
ホテルにチェックイン後、台湾料理店にて夕食。
W社社長と社員2名の他、なぜか面識のない台湾人女性が2名。聞けばW社社長らと同郷の友人とのこと。
中国では、会食の場に他の関係ない取引先や、ただの友人が混じっていることがままある。
ビールで乾杯(という名のイッキ強要)が繰り返される。
食後、KTVでカラオケ。初参加S氏の歓迎会という趣旨なのか、小姐付き。
歌うのは好きだけど小姐が付くのは好きではない(いやマジで)。が、断るのも野暮というもの。
KTVの仕組みがわからない良い子のみんなはggrks。
【二日目】5/14(月)
9時より太倉A社。ミーティング。
続いて11時より同じく太倉O社。午前は主に工場見学。
O社の計らいで日本料理店で昼食。悪くない。が、W社社長が中華料理感覚でテーブルを料理で埋め尽くすので食べきれない。
O社に戻り打合せ再開。
その後、翌日の訪問先である常州Y社のクルマで太倉より常州に移動。車中2時間。
ホテルにチェックイン後、Y社の計らいで夕食に。昼食に続いて日本料理。丸かぶり。気を使ってくれるのはうれしいが、中国では中華料理の方が良い。
Y社社員に酒豪の女性(仮名:大山のぶ代→似てるから)がおり、日本酒乾杯イッキを強要される。
早く帰って休むつもりでいたが、大山のぶ代の主張によりカラオケに。二日連続。
のぶ代、ちょっと驚くほど歌がうまい。そして帰らない。いくら歌っても帰らない。終盤、のぶ代以外全員アイコンタクトで曲追加をストップして帰ろうぜオーラを発するも、空気を読まず歌い続けるのぶ代。たまりかねたW社社長がのぶ代に何も言わず会計を済ませるという荒業を繰り出し、なんとか終了。
楽しかったが疲れた。もうカラオケはしばらくいい。
【三日目】5/15(火)
午前中Y社。ミーティング。
常州の中華料理店で昼食を済ませ、太倉へ戻る。車中2時間。
初日のホテルに再びチェックインし、W社と今後の進め方を打合せ。
夕食、W社社長・社員とタイ料理。テラス席。夕暮れの風が心地良い。
店の隣は日本人向けKTV。ふと見ると、初日の夕食に同席していた台湾人女性2人が店に入るところ。KTVの店員だったのだ。
会ってしまったからには店に行ってあげないと悪い、と主張する義理堅いW社社長。彼らは同郷出身者を大切にする。
5分だけ、と言われてまさかの三日連続カラオケ。5分で終わるわけはない。
【最終日】5/16(水)
午前中O社再訪。ミーティング。
昼食は韓国料理店。「胃腸も疲れているし冷麺だけでいいよ」と言っているのにW社社長が中華料理感覚でテーブルを料理で埋め尽くすので食べきれない。デジャヴ。
食後、O社のクルマで空港へ。車中2時間。
21時、成田着。解散。
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写真は上海外灘の一角。今回行ったわけではないですが。

iruka開発、ずーーっと「中国の工場で量産を前提とした三回目の試作を作る」というフェイズでスタックしてました。
決まっては止まり、決まっては止まり。
が、先日5/13から5/16までの中国出張で、ようやくまた転がり始めました。
なんて言ってるとまた止まっちゃうかもしれないので、詳細は追々書いていきたいと思いますw
みなさん、すっかり待ちくたびれてると思うけど、もうちょい待っててね。
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写真は安曇野・光城山。桜の花びらに覆われた登山道。ゴールデンウィークがちょうど満開。

中国の工場に質問リスト投げてんだけど返って来ないし。
ということでテニスネタ連投。
前回、ベテランJOPに挑戦していることを書きました。
もちろんテニスそのものが好きだから、試合が好きだからやってるわけですが、ベテランJOPに出てくる人たち、特に上位プレーヤーの人たちが魅力的で刺激になる、というのも実はあります。
何が魅力的か、というと「今にフォーカスしている人たち」ということです。
ベテランの世界では、上位プレーヤーにも色々な人がいます。
職業はやはり現役テニスコーチが多いですが、サラリーマンや自営業の人もいます(先週僕が初戦でスコ負けした大会の準優勝者は消防士らしい)。
ジュニア時代・学生時代から全国的に有名なスター選手だった人もいれば、かつては全く無名だった人もいます。
体育会出身者や有名クラブ出身者もいれば、中には同好会上がりの人もいます。
そうなると「ジュニア時代から全国レベルで活躍して今も現役テニスコーチを続けている有名選手が、同好会上がりのサラリーマンに負ける」とか「インカレ上位経験者が、関東学生にも出られなかったかつての無名選手に負ける」なんてこともあります(もちろん逆の方が多いですが)。
前者の「以前から有名だったプレーヤー」は、ベテランJOPなんか出てこないで、コーチだけやっていたりテニスクラブで仲間内でほどほどにプレーしていれば、いつまでも「往年の名選手」として尊敬され続けるわけです。実際にそういう人はいっぱいいます。
それをわざわざベテランJOPなんか出てきて、かつての無名選手に泥試合に引きずり込まれて、負けて、「あの◯◯さんに勝っちゃった」「◯◯さんも落ちたね」なんて言われるリスクを負うわけです。
合理的な行動とは思えません。
それでも、やりたいからやってる。かっこよくないですか。
後者の「かつては無名だったけどベテランでは上位にいるプレーヤー」は、逆に有名プレーヤーと対戦しても「名前負けしない人」です。
僕は昔から「名前負け」してしまう方で、格上と言われる相手にはどうも最初から負けて当然のように思ってしまい、つい自分からミスを早めたり、スコアが離れると戦意を喪失したりしがちでした。つまり小物なんですよ。
彼らは逆に、格上の相手にこそ戦意を高めて、一段とパフォーマンスを上げることができるわけです。
そのメンタルの強さがうらやましい。かっこいいです。
前者も後者も共通しているのは、自分についても相手についても、過去のことを一切意識の外に置いて、「今」だけを見て戦っている人たちが強いということです。
それが「今にフォーカスしている」という意味です。
これはテニスはもちろんのこと、仕事でも何でも、あらゆることにおいて結果を出すために必要な、共通のマインドセットだと思います。
・・・わかっちゃいるんですけど、難しいんですよねえ。精進します。
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元オプト取締役CFOという肩書きは何かと便利なんで今も使ってますが、「今にフォーカス」して早く外さなきゃ、です。そのためにはまずirukaを・・・はい・・・がんばります・・・。
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写真はパスポート更新に行った東京都庁。何気に高層建築物好きです。

こんにちは。
TwitterとFacebookではテニスと料理しかしてないように見える小林です。
実はirukaは諸々重要な局面にあって、ちゃんと仕事もしてるつもりですが、テニスもかなりやってるのは事実ですw
というのも、実は昨年からベテランJOP大会に挑戦し始めてまして。
ベテランJOPというのは、日本テニス協会の年齢別公式ランキングシステムのことで、男子は35才以上の部から5才刻みで80才以上の部まであります。
ランキング対象の大会に出て勝ち進むとポイントが付与され、直近一年間のポイントの高低で毎月ランキングが更新されます。
各大会はAグレードからFグレードまで格付けされていて、高グレード大会ほどポイントが高く、強豪選手が集まってレベルが高くなります。
僕も含めて、全てのベテランプレーヤーの夢は、秋の全日本ベテラン選手権、いわゆるジャパンに出ることです。
選ばれし32人だけが出場を許される、いわばテニス界の甲子園ですね。
本戦ストレートインするにはランキング上位26人に、予選に出るためにも27〜38位に入っていなければなりません。そのためには最低600ポイント近く獲得している必要があるため、ポイントの高いDグレード以上の上位大会でコンスタントに勝ち進むことが必須です。
で、選手登録して大会に出始めてから一年たつのですが、これがもう、ほんとーーーに勝てないんですよ。
強い人がほとんど出てこないEグレード大会とFグレード大会ではそれぞれかろうじて一回ベスト4、一回優勝があったけど、Dグレード以上ではこれまで4大会に出て一試合も勝ててません。一試合も。
今シーズンも先々週の東京オープン(Dグレード)、先週の東海毎日(Cグレード)と意気込んで2週連続で出場したけど、連続初戦敗退ですわ。
東海毎日なんて新幹線で名古屋まで遠征して片道3時間+待機3時間、んで試合時間40分、スコア0-6, 1-6で吹っ飛ばされてトボトボ帰ってきたわけ。
心折れるよw
そんなわけで、現在の僕の状況は、40才以上男子シングルスで85ポイントの148位。
もちろん人間に不可能はありませんが、まあ客観的には、今の僕の実力からすると全日本は極めて難易度の高い夢であると理解しています。
でね。よく「念ずれば夢はかなう」って言う人いるじゃないですか。あれウソだよね。
念じて努力しなければ夢はかなわない、これは真実でしょう。でも、逆は真ではない。
スポーツでもビジネスでも、どんな分野でも、念じて精一杯努力しても夢がかなわないことなんていっぱいある。ていうか夢がかなう人なんてほんの一握りじゃないですか。
そこで最近、強く思うのです。
趣味でも仕事でも事業でも、努力して最終的に夢がかなわなくても後悔しないような、努力の過程や苦労自体が喜びとなるような、心から好きなことに集中して打ち込むべきだ、と。
その点、僕にとってテニスと自転車事業はまさにそうだなあと思う。
だから望んだとおりの結果が出なくても続けられるし、続けるだろうな、と。ていうか実際に続けてるし。
逆に、好きでもないことに時間をムダにできるほど人生長くはないなあと、近頃よく感じます。年ですかね。
まあ80才以上の部まで出続ければ、まだ40年以上チャンスはあるんですけどねw
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写真は青山墓地の桜並木。