2011年10月21日金曜日

企業は事業


孫さん(孫正義ソフトバンク社長)は本当にすごい人物だと思う。
ヤフーで日本にネットビジネスを創り、ナスダックジャパンで日本に新興市場を創り、ヤフーBBで日本を世界一のブロードバンド大国にした。
日本の全てのネット企業の父と言ってもよいくらいの存在である。
僕なんかマジで足を向けて寝られない。

なんだけど、iPhoneが圏外とアンテナ1本の間を行きつ戻りつするとき、我々は「ざけんな。auに変えるぞゴルア」と感情を高ぶらせ、孫さんのこれまでの全ての偉業に対する尊敬と感謝の念をキレイに忘れてしまう。今朝もそうだった。

僕はフィリピン人講師とスカイプで会話する某英会話サービスのユーザーで、とりわけ同社の「日本人1000万人が英語を話せるようにする」というビジョンに共感してファンであることを公言している。

なんだけど、先日3回連続でレッスンが無断キャンセルになる事態があり、ファン宣言を撤回して他の会社に切り替えようかと思ったことがあった(フィリピンが台風に直撃されてやむを得ない状況だったと後でわかった。今は全く問題なく、またファンに戻っています)。

企業というのは事業を行うことが本分なので、事業が全て、それも過去ではなく現在の事業が全てなのだ、と改めて思った。
現在の事業で価値を提供できなければ、理念とかビジョンとか経営者の経歴とか人事制度や組織形態とか過去の業績とかがいくら立派でも、一瞬にして上書きされてしまうのだなあ、と。

僕もirukaを発売したときに全てが上書きされて評価されるわけで、楽しみではあるけど正直言うと怖い気持もある。
だから時間がかかってるわけではないけどw

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日々雑感的な内容も書いて、少しブログの頻度を上げようかなと思っています。

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写真は神宮球場の照明と月。


1 件のコメント:

加藤順彦ポール さんのコメント...

おいらが役員のラングリッチもいいよ。ご存じないと思うから、URLとかも書こう。
http://langrich.com/