2008年10月15日水曜日

なぜ折りたたみ小径車か その3


折りたたみ小径自転車が街乗りに適している、ということを続けます。

車輪が小さいことは、停止発進・減速加速が容易であることに加えてもう一つ副産物がある。

それは、全長が短くなること。

20インチ車と26インチ車を比べると、車軸間の長さ(ホイールベースという)は同じでも、全長は車輪が小さい分30cmほど短くなる。

・小回りがきく(路地を走る時やUターン時など)
・人ごみの中を引いて歩くとき楽
・駐輪スペースが小さくて済む

いずれも都市部においては無視できないメリットだが、特に3つめの駐輪スペースのメリットは大きい。
小径であるだけでもスペースを見つけるのが容易になるが、さらにブロンプトンのように半分折りたたんだ状態で駐輪できると、全長が26インチ車の半分ほどになる。
僕もブロンプトンを持っているが、混雑した自転車置き場でも隙間に入るし、歩道上でも電柱の陰など通行の邪魔にならないよう駐輪できて非常に便利だ。
irukaでもこの駐輪ポジションを採用予定である。

駐輪スペースについて書き出すと長くなる。
都市部における自転車利用促進を考えると、駐輪スペースは最大のボトルネックかもしれない。
折りたたみ自転車と駐輪について、回を改めて書きます。

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さて明日から台湾。
製造工場を回ってパートナーを探しに行くわけだが、せっかくなので後半は南台湾に行って波乗りしてくることに。両方とも楽しみです(笑)。
写真は一昨日の御宿の海。ヒザモモたまに腰。


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