「採算度外視で夢の自転車を作るわけですか」
「悠々自適でいくわけですね」
知人友人に「自転車ブランドを立ち上げる」と説明すると、割とこのような反応が多い。
余生と見られている(笑)。
確かに僕は今、(ちょっと感じ悪いけど)食べるために働く必要はない。
しかし、株式会社イルカは利益には徹底的にこだわっていく。
その利益を、給与や配当など僕個人の財産に「換金」できなくてもまったく構わない。
会社の利益は、ゲームのスコアだ。
利益度外視で会社を経営するのは、テニスで試合をせず漫然と打ち合っているだけのようなものだ。
それはそれで楽しいが、試合をした方が面白い。
今年のウインブルドン男子シングルス決勝は、すばらしい試合だった。
優勝したナダルが手にした賞金は、1億6000万円。大きな金額である。
だが、もし試合の途中で「悪いんだけどさー、今年賞金出せなくなっちゃったよ」と言われても、ナダルもフェデラーも変わらずプレーを続けるだろう。
このビジネスというゲーム、スポーツと違うのは、誰かを倒さなくても、誰か(顧客)に喜んでもらえば点が入ること。
利益追求、すばらしいことではないか。
というわけで何が言いたいかと言うと、
オレは余生じゃねー、と(笑)。
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写真はガンジス河で迎えた日の出。
インド、今まで行った国で一番わけわかんなかった。
そこが魅力なんだけど。
1 件のコメント:
わ!Blog書いてらしたんですね。
僕、小林さんの書く文章が好きなので、
とっても嬉しいどす。
早速RSSに登録しました。
楽しみにしてます!
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