2008年7月24日木曜日

熱帯夜とハイヤー


暑い。暑いよ。
昼間暑いのはまだ納得感があるというか、夏って感じでポジティブにも考えられる。
熱帯夜だけなんとかならんか。

東京における熱帯夜の日数は年30日以上と1970年代に比べて倍以上に増えている
まずいでしょ。

夜自転車で走っていて非常に気になるのが、停車中のタクシーとハイヤー。

例えば外堀通り神楽坂下交差点の手前など、毎晩常に数十台のタクシーが客待ちのふりをしてアイドリング&冷房ガンがけで休憩している。
中には車を降りて話し込んでいる運転手もいる。
横を通ると排熱の暑さで気が遠くなる。その上、通行の邪魔で危険。
取り締まれよ、警察。

あとは赤坂の料亭街。
毎晩多くの黒塗り車が店の前でアイドリング&冷房ガンがけで待機していて、通るとひどく暑い。
料亭で会食って2-3時間はかかるでしょ。運転手さんは車中でぼーっと待ってるわけで、時間の無駄・ガソリンの無駄・環境汚染、といいことは一つもない。

冷房つけるなと言うのは運転手さんに酷な話。
ハイヤーなくせって言うのも極論だとは理解していて、セキュリティ面など政治家や企業経営者にとってハイヤーのメリットは確かにあるだろう(それほどでもないとは思うけど)。

そこで提案です。
シェアドハイヤーというのはどうでしょう。
同じ会社、同じ政党などの中で、複数の利用者で複数のハイヤーを共有するのです。
(もうあるかな?)

通常ハイヤーというのは客と車&運転手が1:1の関係。
それを、客:車&運転手=n:n、客>車となるようにし、極力待機時間がないように回し使うのだ。
そもそもハイヤーの稼働率は非常に低いし、「専務になると専用車を持てる」なんてのはただの見栄でしょ、と。

もっとも僕は「専用車で運転手と気脈が通じること」のメリットは理解できていない。
例えば、

運転手「社長、今日はお忙しかったでございますね」
社長 「ああ、疲れたな。。山口君(運転手の名前ね)、今日は、」
運転手「わかってございます、麻布でよろしいですね」
(と、複数いる愛人の中から癒し系の愛人宅に車を走らせる)

なんていう阿吽の呼吸の付加価値がどれほどなのかはわからない。

・・・なくね?

--
写真は夜のベナレス駅。
タジマハールのあるアグラまで夜行列車で移動した。
薄闇の駅構内は床に寝転がったり座り込んで列車を待つインド人でごったがえし、足の踏み場もない状態。
夢の中にいるような感覚だった。


0 件のコメント: